2015年7月号 No.466

愛おしき高麗青磁(SOLD OUT)

伊藤郁太郎、大いに語る

2015年06月15日 発売

定価 1,100円(税込)

十世紀~十四世紀にかけて朝鮮半島を治めた高麗王朝で生み出された高麗青磁。宋磁の影響を強く受けながらも独特の優美でたおやかな造形と装飾によって千年後の私たちをも魅了する。そんな硬質さと艶やかさを併せ持つ高麗青磁の多面的な魅力と世界観を、日本で最も高麗青磁を愛する伊藤郁太郎氏(大阪市立東洋陶磁美術館 名誉館長)の監修で紹介する。

特集 Special Feature

愛おしき高麗青磁
伊藤郁太郎、大いに語る

 

伊藤郁太郎が選ぶ、愛おしき高麗青磁十選
高麗青磁へのオマージュ 伊藤郁太郎
私の好きな高麗青磁 真野響子・茂木健一郎
鼎談
繊細優美な色とかたち、そこに秘められた謎と魅力
伊藤郁太郎╱川瀬忍╱森孝一
私の好きな高麗青磁 林屋晴三
高麗青磁の展開 片山まび
古美術店で高麗青磁にふれてみる
高麗青磁に出会えるところ
私の好きな高麗青磁 立原正秋

 

 

特集2 Special Feature

瞑想へと誘う「かたち」の迷宮
森美術館 シンプルなかたち展:美はどこからくるのか

 

 

コラムでつなぐ蒐集の世界  collecteurs asile

奈良 多川俊映
車 ジャレッド・ツァウグ
宝石 ビアンキ葉末・長瀬まみ

 

 

連載 Series of “Mind’s Eye”

新連載 美の仕事 手のいとなみ、色のかがやき
第1回去来 手の時代と石器
原 研哉

 

ほっとけない仏たち  青木 淳
福島−1 会津三島町の天部像
清く正しく自然な照明テクニック 第18回 藤原 工
気になる新しい骨董屋たち 第7回 南方美術店 勝見充男
市がよい 第34回  釘隠し 菊地信義
柳宗悦 美に用いられた人 第7回 第4章 二人のドイツ画家 若松英輔

 

 

SPOT&REPORT

大師会 ~119年、101回目の足跡
二つの「仮面」の展覧会
東京アンティーク・フェア開催

 

京ノ花合せ 漆ノ月 八角蓮

 

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