目の眼2023年11月号 No.566

骨董の多い料理店

目利きの京料理人5選

2023年10月14日 発売

定価 1,650円(税込)

京都では近年、古美術のうつわを食器として供してくれる料理屋さんが増えた。かつて「器は料理の着物」という言葉を遺したのは魯山人だが、単に京焼に京料理を載せてというだけでなく、古染付や李朝、唐津、九谷、美濃ものなど観賞陶磁としても十分な魅力を備えたうつわを、うまく料理とあわせる本気の目利き料理人が続々登場しているという。今回は味だけでなく古陶磁にも目の利く新世代の京料理店をめぐり、ご主人たちに、よいうつわとの出会い方、買い方、料理との取り合わせの極意をたずねてみたい。

MENOME CHANNEL

特集 Special Feature

骨董の多い料理店目利きの京料理人5選
知ってるようで意外と知らない“和食”の歴史/
特別展和食[国立科学博物館]
料理とうつわだけじゃなく本物が求められる時がきたと感じます/ごだん宮ざわ
日本にこんなカッコええ文化があるんやと世界に
伝えたい/月おか
古陶磁のうつわから新たな“場”が生まれる/にしぶち飯店
僕の料理を進化させてくれるうつわが理想です/飯田
最高峰の古陶磁で最も旬な料理を味わう体験を/
富小路やま岸

 

コラム

[雪山酔夢] 近衞忠大
[骨董片々録] 勝見充男
[京都女子ログ] 永松仁美
[大英博物館] 矢野明子

 

連載

佳風亭自酌録 酒器と酒と肴/潮田洋一郎
菓子皿考/内田風知
七つの海を渡る中国陶磁 献宝図のいろいろ(下)
—八蛮進宝と万国来朝/金 立言
ほっとけない仏たち
岩手黒石寺の薬師如来(奥州市)/青木 淳
舞台裏の辰星たち
[最終回]浦上蒼穹堂 浦上満(後編)/平野龍一
美の仕事 古美術 藤島/茂木健一郎

 

トピックス&レポート

京華 銘品展[京都美術倶楽部]
Art Collaboration Kyoto[国立京都国際会館]
オークション情報
からひね會Ⅱ[しぶや黒田陶苑/魯卿あん]
古美術イベント 企画展「漢・六朝」
MATSUDA Art & Antiques/
裂のほとりⅩ -表具裂展- 古裂古美術蓮/
古代オリエント展 Gallery MARI/展示即売会「finder」]
陰陽師とは何者か[国立歴史民俗博物館]
二尊院二十五菩薩来迎図 特別大開帳
二つの頂 ―宋磁と清朝官窯[静嘉堂@丸の内]
やまと絵 -受け継がれる王朝の美-
[東京国立博物館]
新刊『風狂と遊戯』著者インタビュー
青瓷昇華[繭山龍泉堂]
イベント情報[金美特別展/第52回老松古美術祭/
瓔珞のうつわ Part II 古美術 桃凜]
本陣 甲冑名品展[ライトボックスギャラリー青山]
美術店案内マップ
骨董市・骨董フェア情報
展覧会情報
次号予告
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