古美術とは歴史であり、歴史とは人である − 澤田瞳子(作家)
東洋古美術を扱う平野古陶軒(東京・京橋)の3代目であり、サザビーズジャパンで代表取締役を務めたこともある平野龍一氏が、26人の古美術商と語り尽くす対談集。日本の美術史のなかで、決して表舞台に立つことはないものの、モノとヒトを繋ぐ重要な役割を果たしてきたのが古美術商の存在だ。その研ぎ澄まされた眼と感性で美術界をリードしてきた26人のレジェンドが、昭和・平成の20世紀を駆け抜け、21世紀の今にいたるまでの挑戦や夢を語る。知られざるエピソードが詰まった古美術談義だ。
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取材させていただいた26人の古美術商たち、著者の平野龍一さん(3段目右下)
*収録している古美術店・古美術商のお名前(掲載順)
古美術下條/下條啓一
古美術 柳/柳孝
谷松屋 戸田商店/戸田博
谷庄/谷村庄市
圓井雅選堂/圓井謙三郎
新古美術 万葉洞/関谷徳衛
瀧川峰晴堂/瀧川明行
ロンドンギャラリー/田島充
神通静玩堂/神通豊
繭山龍泉堂/川島公之
水戸幸商会/𠮷田誠之助
古美術藪本/藪本俊一
甍堂/青井義夫
はた古美術/秦峰男
青山 熊沢/熊沢正幸
有村松雲堂/有村善雄
池正/池谷正夫
集雅堂/岡田一郎
平寿商店/平澤宜正
いけだ古美術/池田哲郎
小西大閑堂/小西基仁
大仁堂ギャラリー/高樹譲治
眞玄堂/髙橋歳夫
丸市美術/瀧北守男
堀内紀良
浦上蒼穹堂/浦上満