2014年3月号 No.450

やきものの國 瀬戸を旅する

2014年02月17日 発売

定価 1,100円(税込)

鎌倉時代から現代に至るまで瀬戸は日本を代表する窯業地として生産を続けている。 瀬戸では現在、町そのものをまるごと美術館に見立てた街づくりを進めている。また2014年春には三年に渡る陶祖800年祭の締めくくりとして、街ぐるみのイベントが開催される。改めて瀬戸の歴史と、そこから生まれた古瀬戸の名品を中心に陶祖まつりの風景など「やきものの國 瀬戸」の魅力をまるごと紹介します。

特集 

やきものの國 瀬戸を旅する
日本のやきものの源流 服部文孝

陶祖800年祭記念 藤四郎フェスティバル

瀬戸の磁器 その造形と意匠の精華

瀬戸陶器の歴史を受け継ぐ・瀬戸本業窯

昭和の面影を残す瀬戸の町並

 

 

コラムでつなぐ蒐集の世界

車 涌井清春 最終回
時計 大江丈治
しつらい 桑村祐子 最終回

 

連載 

茶陶閑談 第二回 絵唐津筒茶碗 枩霞軒主人
寂聴さんの走馬灯モノ語り 第五回 シャガールの絵
ニューヨークで出会うアジアの美 第二回 朽木ゆり子
清く正しく自然な照明テクニック 第三回 藤原 工
アイアンシェフ脇屋友詞とうつわの饗宴

大里成子さんの中国アンティーク食器コレクション

#8. 粉彩喜壽福禄文台鉢
市がよい 第21回 Moonlight 菊地信義
美の仕事を追う 〜脳科学者、骨董街を奔る!

第12回 はせべや 骨董とは、「人」である。 茂木健一郎

 

SPOT&PREVIEW

名品「無一物」を茶室のあかりで
陶芸の原点をみつめる展覧会
民藝・茶・柳宗悦の美のあり方

 

書評

『The Golden Age of KARATSU STONEWARE』

今月の花 

大野理瀞 古流・大觀流