目の眼2024年5月号 No.572

春の鑑賞陶磁入門

奥田誠一と目利きたちの時代

2024年04月15日 発売

定価 1,650円(税込)

古美術の世界にはいくつかのジャンルがあるが、なかでも大きな位置を占めるのが、鑑賞陶磁という世界。「鑑賞する陶磁」とはいかなる意味なのか。いつ誰がどのようにしていいが始めたのか。この春リニューアルオープンを迎えた大阪市立東洋陶磁美術館と90周年を迎えた白鶴美術館のコレクションを併せ見つつ、あらためて鑑賞陶磁という世界の成り立ちを振り返ります。

特集 Special Feature

春の鑑賞陶磁入門  奥田誠一と目利きたちの時代

鑑賞陶磁とはなにか

鑑賞陶磁の殿堂の新展開 大阪市立東洋陶磁美術館 リニューアルオープン!

シン・東洋陶磁 ―MOCOコレクション

時代に先駆け 世界と対峙したコレクション 白鶴美術館開館90周年記念展

奥田誠一伝   森 孝一

鑑賞陶磁の名店をめぐる

壺中居

繭山龍泉堂

大仁堂ギャラリー

浦上蒼穹堂

Riseido Art+

 

コラム

[雪山酔夢]   近衞忠大
[骨董片々録]  勝見充男
[京都女子ログ] 永松仁美
[大英博物館]  矢野明子

 

連載

漢籍煎茶趣味   潮田洋一郎

菓子皿考 内田風知

ほっとけない仏たち 特別編3 自得寺の阿弥陀如来(京都・綾部市) 青木 淳

七つの海を渡る中国陶磁    人物文様は物語る(二) 「三教図と三酸図」   金 立言

寄り添うかたち 五月の光と闇 ペルシャ陶器 宇井浩一

美の仕事 ロンドンギャラリー白金    澤田瞳子

【新連載】花ノ風物 はせべや、池坊専宗

 

東京アートアンティーク 〜日本橋・京橋 美術まつり

 

トピックス&レポート

歴博色尽くし[国立歴史民俗博物館]

泥に染まらぬ蓮のように 李 勝慧[韓国・湖巌美術館]

古美術情報[古美術 田代/目白コレクション]

以織赤茶盌展[ギャラリー壽庵]

刀座2024

春の江戸絵画まつり ほとけの国の美術[府中市美術館]

花元・志村道具店「盆」展示即売会

東京アートアンティーク 秋川雅史スペシャルトークイベント

美術店案内マップ  

骨董市・骨董フェア情報

展覧会情報

書評

次号予告