2013年9月号 No.444

小林秀雄と青山二郎の眼(SOLD OUT)

2013年08月15日 発売

定価 1,100円(税込)

今年、生誕111年・没後20年という記念の年を迎え、改めて審美の巨人・小林秀雄に注目が集まっています。そこで『目の眼』では、小林秀雄と、盟友の青山二郎にスポットを当て、二人が愛した名品とともに、ふだんの生活のなかで親しんだ日常の美を紹介します。

特集1 Special Feature

小林秀雄と
青山二郎の眼
「因縁の二人」 白洲信哉
再録 : 対談
「形」を見る眼 小林秀雄青山二郎
遺愛の品をたずねて 小林秀雄編
三つの酒盃をめぐる縁
遺愛の品をたずねて 青山二郎編
「青山と、柳と猪口」 尾久彰三
閑話休題 そば猪口とは?
青山二郎が最期まで手元に置いた
遺愛のそば猪口
そば猪口のある風景 かつ 水道橋店

 

特集2

ご当地ブランド誕生
中世日本のモノづくり
インタビュー 村木二郎氏

 

collecteurs asile

コラムでつなぐ蒐集の世界
涌井清春
時計 大江丈治
しつらい 桑村祐子

 

連載 Series of “Mind’s Eye”

厨人器人 第二回
アイアンシェフ脇屋友詞とうつわの饗宴
大里成子さんの中国アンティーク食器コレクション
#2. 粉彩蟋蟀花文

 

市がよい 第十五回
Trompe-I’oeil 菊地信義

 

旅苞がたり 第九回
物がぱくぱくと 松井健

 

酒器を愛した偉人たち 第二回 
松永耳庵 白洲信哉 鈴木理策

 

ヒトとモノ 第十六回 德川家広

 

美の仕事を追う
茂木健一郎
〜脳科学者、骨董街を奔る! 第六回
古美術 柳 孝
骨董の神さまの着物の裾

 

REPORT

古染付ワイン旬菜
美食同源の会
幻のマザラン・チェスト現わる!
柴田アニー、政章
新機軸のアート鑑定委員会が発足!

BOOKS

『筑前高取焼の研究』

SPOT

古美術名店にきく
おすすめ和様の書

今月の花

嶋田静坡 煎茶・松香庵流