カン!”ハンマーを打ち付ける音がするや否や会場から大きな拍手が沸き起こった。それは8年前、香港で開催されたオークションで、美しい明時代の壺が日本円にして約11億円で落札された瞬間であった。当時学生であった私がオークションに魅了された瞬間でもある。それから時は流れ、現在美術商となった私は毎月のように海外のオークションに出掛けるようになった。

雑誌『目の眼』巻頭コラムの人気連載「てくてく大英博物館」のWEB版です。世界最高峰のミュージアムと称される大英博物館三菱商事日本ギャラリーの学芸員・矢野明子さんが、館内の見どころや所蔵品の魅力などいろんな角度から紹介します。

お盆

近衞忠大

クリエイティブ・ディレクター

毛越寺 曲水の宴

近衞忠大

クリエイティブ・ディレクター

器と心

永松仁美

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祖父の思い出

近衞忠大

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近衞忠大

クリエイティブ・ディレクター

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近衞忠大

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近衞忠大

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京の町家

デービッド・アトキンソン

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デービッド・アトキンソン

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日光東照宮(後編)

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小西美術工藝社代表取締役社長

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今特集は、陶片のたのしみについて特集。 陶片とは読んで字の如く土器や陶磁器などやきものの欠片(かけら)です。釉薬を施され高熱で焼成されたやきものは、汚れにも腐食にも強くその美しさを長い年月保ちますが、何らかの理由によって破損してしまうと塵芥(ごみ)として廃棄されてしまう運命にあります。 ところがそれでも美しさの面影を残した欠片は好事家に拾われ、愛でられて、大切に伝えられてきました。今回はそんな儚くもたのしい陶片の魅力を紹介します。